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今回は、『マツコの知らない世界:切手収集家の山内和彦と板橋祐己:選挙に出馬も』について考察していきます。
切手と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
単なる郵便物の料金を支払うための手段、古い時代の遺物、あるいは色鮮やかで歴史的な価値を秘めた小さなアートピース?
今回の「マツコの知らない世界」では、一見平凡に見える切手の世界が、実はどれほど奥深く、魅力的であるかを、特別なゲスト二人を迎えて探求します。
今夜の放送では、切手収集家として名高い山内和彦さんと板橋祐己さんをご紹介。
山内さんは、その豊富な経験と知識から、なんと選挙に出馬するほどの人物。
一方、板橋さんは受賞歴も豊富で、切手収集のみならず、その知識を生かした経営や様々な団体への所属もされています。
これら二人の経歴、得意分野、そして彼らがどのようにしてこのユニークな趣味を仕事にまで昇華させたのか、その秘密に迫ります。
また、切手収集の楽しさについても深掘り。
ただ収集するだけでなく、切手一つ一つに込められた歴史や文化、芸術性に焦点を当てて、マツコさん自身もその魅力に気づかされる瞬間があります。
最後には、山内和彦さんと板橋祐己さんの切手に対する情熱と、それを通じてどのように世界を見ているのかをまとめ、切手収集がただの趣味ではなく、人生を豊かにする一つの方法であることを伝えます。
この放送を通じて、切手収集という世界が持つ無限の可能性に触れ、新たな趣味に目覚める人が出てくるかもしれません。
それでは、ご一緒に『マツコの知らない世界:切手収集家の山内和彦と板橋祐己:選挙に出馬も』について見ていきましょう!
ぜひ、最後までご覧ください。
マツコの知らない世界:切手収集家の山内和彦は選挙に出馬も
山内和彦の経歴
山内和彦さんは、1965年に東京都江戸川区で生まれました。
高校は愛媛県立今治西高校を卒業し、その後、気象大学校と信州大学の両方を中退しています。
五年間の浪人生活を経て、1989年に東京大学文科三類に入学しました。
三年間の留年を経験した後、1996年に東京大学文学部言語文化学科を卒業。
同年、東京大学社会情報研究所教育部の特別研究生として入学しました。
2005年10月23日、川崎市議会議員選挙の宮前区選挙区補欠選挙に自由民主党公認で立候補し、20,544票を獲得して初当選を果たしました。
在職中は、2005年度に環境委員会委員、2006年度には健康福祉委員会委員を務めました。
2007年5月2日に任期満了を迎え、次期選挙には出馬しませんでした。
その後、2007年12月には『自民党で選挙と議員をやりました』という著書を角川SSC新書から出版しました。
2011年4月10日の川崎市議会議員選挙には無所属で出馬しましたが、1,306票を獲得し落選しました。
山内さんの父親は二代続く特定郵便局長で、子供の頃からの夢は「東大を出て政治家になること」でした。
この夢は実現しましたが、その後、切手・コイン収集の趣味がきっかけで、切手・コイン商を始めました。
また、小泉純一郎首相(当時)の大ファンだったこともあり、自民党川崎市議候補の公募に応募し、当選しました。
ただし、補欠選挙の候補者が立候補をドタキャンしたため、山際の知り合いでちょうど良い人物として選ばれた経緯があります。
議員活動を続けたい意思はありましたが、次は自民党の公認を得られる見込みがなく、また無所属での出馬は自民党や支持者への裏切りとなると判断し、出馬を見合わせました。
国内外での映画『選挙』上映時の舞台挨拶や講演活動も行っています。
2011年4月10日の川崎市議会議員選挙では脱原発を訴え、防護服を着て演説を行いました。その様子は映画『選挙2』で撮影されています。
2015年には江戸川区議会議員選挙にも無所属で出馬しましたが、映画『選挙3』の制作は想田のスケジュールの都合などで見送られました。
マツコの知らない世界:切手収集家の板橋祐己
板橋祐己の経歴
東京都千代田区出身。
最初に購入した切手は1988年の「奥の細道シリーズ第4集」の松尾芭蕉でした。
1991年に日本郵趣協会に入会し、切手の本格的な収集を始めました。
1998年からは、切手収集に関する雑誌(「郵趣」「スタンプマガジン」「郵趣研究」「全日本郵趣」)への執筆活動を開始しました。
現在も、外国切手研究、郵便史、切手収集全般に関する著述を行いながら、自身のコレクションを国内外の切手展で発表しています。
最近では、「レトロ郵便局」というテーマで、明治・大正・昭和時代の郵便局舎の再生と活用に向けた活動を行っています。
受賞歴
- 2011年:日本国際切手展2011にて大金銀賞受賞
- 2013年:全国切手展2013にて金賞・住野正顕賞受賞
- 2019年:全国切手展2019にて大金銀賞・(公財)通信文化協会賞受賞
得意分野
- 日本切手(記念切手・普通切手)
- 外国切手(専門範囲:オーストリア・ルーマニア・エストニア)
- 日本の電報
- 切手収集の歴史
- 国内外の切手カタログ
資格
公益財団法人日本郵趣協会 公認審査員(伝統郵趣・郵便史)
経営・所属している企業・団体・協会
公益財団法人日本郵趣協会 郵趣研究編集ワーキンググループ。
郵便史研究会監事。
ホームページ・運営サイト
マツコの知らない世界:切手収集の楽しさ
切手収集は約150年前にヨーロッパで始まった趣味で、一見すると古ぼけた紙切れに過ぎない切手も、よく調べてみると、世界各国の風土や歴史が描かれていることが分かります。
さらに、多くの切手は美術的価値が高いデザインであるため、知的な趣味の一つと考えられています。
切手一枚一枚に宿る魅力も重要ですが、切手収集の醍醐味は、多くの切手が持つ背景にある文化や歴史を探求し、一貫性のあるコレクションを作り上げる過程にあります。
収集家は自室を「小さな美術館」として整え、美術館のキュレーターのような目線で切手を深く考察します。
この「小さな美術館」では、30円の切手も10万円の切手も、それぞれが価値ある収蔵品として扱われます。
切手収集には固定されたルールはなく、自分に合った方法で楽しみを追求することができ、知的好奇心を刺激します。
マツコの知らない世界:山内和彦と板橋祐己のまとめ
山内和彦さんと板橋祐己さん、二人の切手収集家の物語を通して、私たちはただの紙片とも思える切手がいかに豊かな歴史や文化を秘めているか、そしてその収集がどれほど情熱的な趣味となり得るかを知ることができました。
山内さんが政治の世界から切手収集へと興味の軸を移した経緯、板橋さんが幼い頃から培った切手への愛情とその後の活動は、どちらも切手収集の魅力と可能性を深く示しています。
切手一枚に込められた価値は、その経済的価値だけにあらず、その背後にある歴史や文化、そして収集家の情熱と愛情によって形作られます。
切手収集が世界中で愛され続ける理由は、これらの切手が持つ無限の物語と、それを追求する喜びに他なりません。
今回の「マツコの知らない世界」で紹介された二人の収集家の物語は、切手収集がただの趣味を超え、人生を豊かにする一つの方法であることを我々に教えてくれました。
切手一枚一枚が織り成す無数の物語を追い求める旅は、まさに無限の発見と学びに満ちています。
この趣味を通じて、私たち自身もより豊かな世界観を持つことができるのではないでしょうか。
今回は、『マツコの知らない世界:切手収集家の山内和彦と板橋祐己:選挙に出馬も』について考察しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。