青空レストラン:長野県岡谷市のシルクうなぎ:蒲焼となって宇宙に飛び出した

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ご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、『青空レストラン:長野県岡谷市のシルクうなぎ:蒲焼となって宇宙に飛び出した』について考察していきます。

今回の記事では、

  • 岡谷市のシルクうなぎとは
  • シルクうなぎの秘密
  • シルクうなぎの開発秘話
  • スペースうなぎとは
  • シルクうなぎが食べられる店舗
  • 通信販売で購入する方法

についてご紹介します。

長野県岡谷市は、「うなぎのまち岡谷」として知られ、全国でもトップクラスのうなぎ消費量を誇っています。

この地で、かつて天竜川で使用されていた「やな」という漁具を用いてうなぎを捕らえていた伝統があります。

その伝統を受け継ぐうなぎ料理専門店が「やなのうなぎ観光荘」です。

この店は創業から60年以上にわたり、伝統を大切にしながらも新しい挑戦を続けてきました。

その新たな挑戦が「シルクうなぎ」です。

それでは、ご一緒に『青空レストラン:長野県岡谷市のシルクうなぎ:蒲焼となって宇宙に飛び出した』について見ていきましょう!

ぜひ、最後までご覧ください。

目次

長野県岡谷市のシルクうなぎとは

岡谷市では、

「観光荘らしい、岡谷らしいうなぎを食べていただきたい」
「常に品質のいいうなぎをお客様に提供したい」

という思いから、「シルクウナギ」の開発に挑戦しました。

シルクうなぎの秘密

長野県岡谷市は、“うなぎのまち”としての知名度も高く、一方でシルクの生産地としても古くから世界的に「SILK OKAYA」と呼ばれてきました。

「岡谷らしさ」=「うなぎ」+「シルク」

「うなぎ」と「シルク」をどう融合させるか考えた結果、蚕のさなぎを混ぜた餌でうなぎを育てるという革新的なアイデアが生まれました。

蚕のさなぎは天然の桑の葉を食べて育ち、昔から地域の料理として親しまれてきました。

蚕のさなぎには、良質なタンパク質と脂肪を豊富に含み、高い栄養価があります。

また、血糖値の抑制などの健康効果も期待できます。

つまり、蚕のさなぎは栄養価が高く、優れた飼料となり得るのです。

岡谷のある諏訪湖周辺では、蚕のさなぎを鯉の養殖場で餌として使用されていた歴史があります。

プロジェクトの立ち上げ

シルクうなぎは、様々な企業の協力を得て2020年10月に完成し、2021年1月に販売が開始されました。

うなぎ養殖は困難を伴い、環境や設備だけでなく、長年にわたる経験と技術が不可欠です。

2020年2月にプロジェクトが始動した際、経験も設備も不足していたため、各作業を担当してもらえる業者を探すことからスタートしました。

餌用のさなぎは市内の業者から調達し、さなぎを粉末化する作業は県内の業者に委託。

うなぎ養殖は、愛知県豊橋市の養殖業者に依頼しました。

豊橋市はかつてシルク産地であり、過去にうなぎの餌として蚕のさなぎを使用していたことがあります。

2020年2月にはうなぎの稚魚の育成を開始し、5月には蚕の粉末を混ぜた餌を与え始めました。

うなぎは順調に成長し、2020年10月には出荷適サイズに成長。

試食したところ、懸念されていた臭みは一切なく、脂が乗っていて非常に美味しいと好評。

その後、シルクを連想させるパッケージなどを準備し、2021年1月下旬、シルクうなぎの販売が始まりました。

スペースうなぎ

スペースうなぎ

『スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)』は、宇宙飛行士にも美味しいうなぎを提供したいという願いから開発された、日本初の宇宙食用うなぎ蒲焼です。

宇宙食の厳しい製造基準を満たすため、HACCPの考え方を取り入れ、衛生管理を徹底し、自社のうなぎ加工場をリニューアルして製造しています。

原料には、国産うなぎブランド「シルクうなぎが使用されています。

宇宙空間でも食べやすいようにレトルト加工を行い、袋を開けてすぐに食べられるようにしています。

2019年から「UNA Galaxy Project」を立ち上げ、地域の様々な事業者と協力してうなぎの宇宙食開発に取り組み、2023年6月にはJAXAの宇宙日本食認証を取得しました。

同年、SpaceX Crew-7の一員として国際宇宙ステーション(ISS)へ旅立ったJAXAの古川聡宇宙飛行士の長期滞在ミッションで、スペースうなぎ』がISSに初めて搭載され、古川宇宙飛行士に実際に食べました

うなぎの宇宙食を一般の方にも提供できるよう、一般販売用『スペースうなぎ』が発売されています。

蒸さずに香ばしく焼き上げ、甘めのタレで仕上げた後、宇宙食として特殊な製法でレトルトパックにしています。

携帯が便利で長期保存も可能なため、アウトドアや災害時の備蓄食としても活用できます。

シルクうなぎが実食できる店舗

観光荘 岡谷本店 店舗外装

観光荘 岡谷本店

「シルクうなぎ」は、開発元である「観光荘」で、食べることができます。

店舗名称観光荘(かんこうそう) 岡谷本店
住所長野県岡谷市川岸東5-18-14
営業時間11:00 – 14:00(L.O)
17:00 – 20:00(L.O)
定休日毎週木曜(他休日あり)
お問い合わせ0266-22-2041
席数120席
駐車場
アクセスマイカー
・長野自動車道 岡谷I.Cより18分(約10km)
・中央自動車道 伊北I.Cより15分(約9.4km)
電車
・JR岡谷駅よりタクシーで13分(約7.4km)
公式サイトhttps://kankohso.co.jp/
SNSInstagram
x(旧Twitter)

オンラインショップ

「シルクうなぎ」および「スペースうなぎ」は、下記のサイトでも購入することもできます。

長野県岡谷市のシルクうなぎのまとめ

いかがでしたでしょうか?

岡谷市の特産品の蚕とうなぎを組み合わせて完成した「シルクうなぎ」。

「シルクうなぎ」の完成までには、業者の選定と交渉など、様々な苦労がありました。

実際にやってみないと結果が見えないという不安に押しつぶされそうになりながら、「シルクうなぎ」は無事に完成しました。

その後「シルクうなぎ」は快進撃を続け、ついには「シルクうなぎ」は地球から宇宙に飛び出していきました。

宇宙に飛び出した結果、宇宙食だけにとどまらず、今では災害時やキャンプにも使用できるレトルト食品として販売されています。

今回は、『青空レストラン:長野県岡谷市のシルクうなぎ:蒲焼となって宇宙に飛び出した』について考察しました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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